上り速度(アップロード速度)計算ツール
先に足りなくなりやすいのは、回線の上り側です。ライブ配信、ビデオ通話、カメラ、バックアップを追加すると、必要な上り速度と、それを満たすプランの速度がわかります。
| プランの上り速度 | 足りる? | 10 GBのアップロード時間 |
|---|
プランの上り速度の90%を使えるものとして計算しています。
計算過程を表示
計算はブラウザー内で完結します。入力した内容はどこにも送信されません。
計算方法
どの項目も一定のペースでデータを送信します。このツールはそれらを合計し、余裕分を加えます。
必要な上り速度 =(配信のビットレート + 通話数 × 1件あたりの上り
+ カメラ台数 × 2 + 機器台数 × 0.05 + バックアップ) ×(1 + 余裕分) - ライブ配信:エンコーダーのビットレートがそのまま上りの使用量です。Twitchは1080p・60 fpsに最大6,000 kbps(6 Mbps)を推奨しています。配信の設定値はkbpsで示されることが多いので、kbps→Mbps換算でプランと同じ単位に直せます。
- ビデオ通話:Zoomは、720pのグループ通話で上り1.8 Mbps、1080pで上り3.0 Mbpsと公表しています。
- クラウドカメラ:録画中は1台あたり2 Mbps。当サイトの推定値なので、カメラメーカーの公表値も確認してください。
- その他の機器:1台あたり0.05 Mbps。スマホ、スピーカー、バックグラウンドの同期などを想定した当サイトの推定値です。
- バックアップの目標:
Mbps = GB × 8,000 ÷ 秒数。夜間の8時間で50 GBをバックアップするには、それだけで約13.9 Mbps必要です。
結果の表では、よくあるプランの上り速度(10、20、35、50、100、300、1000 Mbps)を合計と照らし合わせ、プランの上り速度の90%が使える前提で、それぞれのアップロード時間も表示します。
計算例:1080p60で配信する人
| 項目 | 上り(Mbps) |
|---|---|
| 1080p60の配信(Twitch 6,000 kbps) | 6.0 |
| 720pのビデオ通話 × 1(Zoom) | 1.8 |
| その他の機器 × 8 | 0.4 |
| ピーク | 8.2 |
| 余裕分30%込み | 10.7 |
この場合、上り20 Mbpsのプランなら余裕がありますが、10 Mbpsでは足りません。上り20 Mbpsのプランで10 GBの動画をアップロードすると、90%が使える前提で約1時間14分かかります。大きなバックアップは配信していない時間に行うか、バックアップアプリで速度を制限しましょう。単発のアップロードなら、アップロード時間計算ツールで所要時間を直接求められます。
上り速度は見た目以上に重要
ケーブルテレビ回線やホームルーター、モバイル回線の多くは、下りが数百Mbpsあっても上りはそのごく一部です。一方、光回線は上り下り同じ最大速度のプランがよく見られます。6 Mbpsで配信する人がいて、別の家族が3 Mbpsの1080p通話をし、カメラ2台で4 Mbpsを使えば、それだけで13 Mbps、余裕分30%込みで約16.9 Mbpsが必要です。上り10 Mbpsのプランでは、下りがどれほど速くても配信のフレーム落ちは避けられません。
上りが足りなくなると、ルーターが送信パケットを順番待ちさせるため、家族全員の遅延も大きくなります。バックアップ中にゲームがラグったり通話が途切れたりするのが典型的な症状です。理由は遅延と帯域の違いで、プランによる上りと下りの配分は上り速度と下り速度の違いで解説しています。
余裕分の決め方
初期値の30%は、通話や配信のビットレートの通常の変動をカバーします。ライブ配信には安定した上りが必要で、配信者は30〜40%の余裕を見ておくのが一般的なので、配信を優先するならスライダーを上げてください。ときどき通話する程度なら初期値で十分です。同じ家庭の下り側は必要な回線速度の計算ツールで計算できます。
よくある質問
Twitchで配信するには上り速度がどのくらい必要ですか?
上りで配信のビットレートと、多少の余裕を運べる必要があります。Twitchの1080p60の推奨は最大6,000 kbpsなので、配信だけで少なくとも上り8 Mbpsを見込み、同時に家族が通話するならさらに多めにしてください。
上り10 Mbpsで足りますか?
ビデオ通話1〜2件と普段使いなら足ります。ほかの用途と並行して1080pのライブ配信をするにはぎりぎりで、大きなバックアップには時間がかかります。10 Mbpsの90%で50 GBを送ると約12時間21分です。
上り20 Mbpsは十分な速さですか?
1080pの配信や複数のビデオ通話の同時利用を含め、たいていの家庭をカバーできます。米国FCCが2024年に定めたブロードバンドの基準(下り100 Mbps・上り20 Mbps)の上りの値とも一致します。