Webサイトの帯域幅計算ツール
月間訪問数、1訪問あたりのページ数、平均ページサイズを入力すると、サイトが1か月に配信するデータ量、それを平均した帯域、そしてサーバーのプランやポートを選ぶためのピーク時の値がわかります。
仮定の値です。アクセスが一日中一定ということはありません。2〜5倍が一般的ですが、アクセス解析のデータがあればそれを使ってください。
計算はブラウザー内で完結します。入力した内容はどこにも送信されません。
Webサイトの帯域幅の計算方法
アクセス数にページの重さを掛けて月間転送量を求め、それを平均的な1か月にならして速度に直します。
月間転送量 = 訪問数 × 1訪問あたりのページ数 × 平均ページサイズ 平均Mbps = 月間転送量(ビット) ÷ 2,629,746秒 ÷ 1,000,000 ピークMbps = 平均Mbps × ピーク倍率
2,629,746秒は、平均的な1か月である30.436875日です。ピーク倍率は利用者が設定する仮定の値で、初期値は3です。アクセスが均等に分散することはまれで、混み合う時間帯は月平均の数倍になることがあります。新サービスの公開、メールマガジンの配信、ライブイベントなど、急なアクセス集中があるサイトでは高めに設定してください。
計算例
- 中規模のブログ。100,000訪問 × 3ページ × 2 MB = 600,000 MB、つまり月600 GBです。平均的な1か月にならすと約1.83 Mbps、ピーク倍率3なら約5.5 Mbpsです。
- アクセスの多いメディアサイト。1,000,000訪問 × 4ページ × 1.5 MB = 月6 TBで、平均約18.25 Mbps、ピーク倍率3なら約54.8 Mbpsです。
どちらも一般的なサーバーのポート速度と比べれば控えめな値です。多くのサーバープランでポート速度より月間のGB・TB単位の転送量の上限が重要になるのはこのためです。別の月間転送量を直接試したいなら、TB→Mbps換算で任意の月間データ量を平均速度に直せます。
前提と限界
- ページサイズ。画像、スクリプト、フォントを含めた、一般的なページの転送サイズを使ってください。ブラウザーの開発者ツールのネットワークパネルで確認できます。再訪問者はキャッシュのおかげで読み込む量が少ないことが多いので、初回訪問時のサイズを使うとやや多めの見積もりになります。
- 含まれないもの。ファイルのダウンロード、動画、API呼び出し、ボットやクローラーも転送量を増やします。量が多い場合はデータ転送量計算ツールで別に加算してください。
- CDN。コンテンツ配信ネットワーク(CDN)がほとんどのファイルを配信する場合、オリジンサーバーが運ぶ量は合計よりずっと少なくなります。ただし、CDNが課金の対象にするのは合計量です。
- ピーク倍率。初期値の3は出発点としての仮定で、実測値ではありません。実際に最も混み合う時間帯は、サーバーログやアクセス解析で確認できます。
実際のアクセスと照らし合わせる
サイトを公開したら、見積もりをサーバー会社の転送量グラフやアクセスログと比べてみましょう。実際の値がずっと多い場合、よくある原因は想定より大きな画像、クローラー、ページサイズの見積もりに入れていなかったファイルのダウンロードです。ページを軽くすれば転送量はそのまま比例して減り、平均ページを2 MBから1 MBに半減させれば月間合計も半分になります。ログのバイト合計はバイト→Mbps換算で速度に、時間のわかっている転送量はスループット計算ツールで速度に直せます。
よくある質問
月間100,000訪問のWebサイトには、どのくらいの帯域幅が必要ですか?
1訪問3ページ、1ページ2 MBなら、月間の転送量は約600 GBです。平均すると約1.83 Mbpsで、ピークが平均の3倍なら混雑時は約5.5 Mbpsです。
サーバーの「帯域幅」と「転送量」の違いは?
転送量は一定期間に配信したデータの合計で、通常は月あたりのGBやTBで表します。帯域幅は、ある瞬間に配信できる速度で、MbpsやGbpsで表します。サーバーのプランによって、どちらか一方、または両方に上限があります。
ピーク倍率はいくつにすればよいですか?
アクセスが安定したサイトなら、初期値の3が妥当な出発点です。アクセスが集中しやすいなら高めにし、ログがそろったら実際の値に置き換えてください。